こんにちは、りょうです。
皆さんはキングスキャニオンという場所をご存知でしょうか?
オーストラリアの人気旅行先の1つ、エアーズロックからオプショナルツアーで行くことができる場所です。
この記事では、実際にキングスキャニオン日帰りツアーに参加した私が参加レポートを書いていきます。
- エアーズロックに行く際、キングスキャニオンに行くか迷っている
- 1日かかるツアーだけど、実際のスケジュールはどんな感じなの?
- 英語ツアーしかないってほんと?楽しめるの?
- キングスキャニオンツアーの持ち物とか注意点は?
といった方におすすめの記事となっております!
それではどうぞお付き合いください。
- キングスキャニオンツアーとは
- 実際に参加したツアー
- キングスキャニオンツアーの持ち物
- キングスキャニオンツアー参加の服装
- キングスキャニオンツアーの行程
- キングスキャニオンツアー感想
- キングスキャニオンツアーはこんな方におすすめ
キングスキャニオンツアーとは
まずはキングスキャニオンって何?という人向け。
ここはエアーズロックリゾートからバスで片道4時間程度の場所にあるキャニオン(渓谷)です。
エアーズロックに行く方が合わせて行くオプショナルツアーの1つ。
旅行会社員時代、キングスキャニオンをメインに旅行される方は一度もいませんでした。
エアーズロックを調べていたらキングスキャニオンの名前が出てきた。なんか面白そうだし行ってみるか、という感じの方がほとんどです。
なお、エアーズロックとキングスキャニオン、両方を楽しみたいのであれば、最低でもエアーズロックリゾートに2泊必要になります。
こちらのエアーズロックのオプショナルツアー紹介の記事の最後に、おすすめスケジュールを書いてあるので、よければ参考にしてみてください。
実際に参加したツアー
こちらのベルトラというオプショナルツアーサイトのもの。
<英語>と書いてありますが、決して英語が得意だからこれに参加したわけではありません。
残念ながら、キングスキャニオンツアーは日本語催行がありません。
ちなみに私は英語はほぼ分からない方です。
英語が分からない目線で感想を書いていきますね。
キングスキャニオンツアーの持ち物
おすすめ&マストの持ち物リスト。
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- カメラ、自撮り棒
- リュックサック
- お水(1-3リットル)
- お金
- 携帯まくら
- USB
日差しが強いので、日焼け対策グッズはマスト。
他にも首を冷やすやつとか、涼しくなれるグッズがあればよいかもです。
水に関してはキングスキャニオンツアーは2コースあり、そのどちらに参加するかで、持ってくる水の量が異なりますが。
(2コースの詳細について後述します)
そして2コースのうちリムウォークで最低2リットル、クリークウォークで1リットルの水を持ってくるように言われます。
(これはエアーズロック到着時、ホテルまでの送迎バスの中で、エアーズロック滞在中の注意のプリントをくれるのですが、キングスキャニオン参加の方は上記の通りの水を用意するように、と日本語で書いてあったので、事前に知っていました。)
水2リットルをいれるかばんで、かつ散策をするので、両手が空いている方がよいかと。大きめのリュックがおすすめです!
あとお昼ご飯は自腹なので、その分のお金。
でも逆にお昼ご飯しか使うところがないので、そんなに高額なお金はいりません。お土産とか買うところとかもないので。
まくらとUSBは、バス片道4時間もあるので、快適に寝る用。(笑)
飛行機で使うようにネックピローを持ってきている人はぜひ、キングスキャニオンのツアーにも持って行ってくださいね!
あとバスにはUSBを挿すところがあるので、充電したい方はぜひ。
キングスキャニオンツアー参加の服装
特に服装の規定はないので、スカートとかヒールとか以外だったら基本なんでも問題ありません。
私はTシャツ(運動用ではない)、ユニクロのゴムのスキニー、keenのサンダルで行きました。
他の参加者を見ていると(欧米人ですが)、無地の半そでに半ズボンのチノパン?みたいなパンツ+スニーカーが多かったです。
ジャージや、the運動服みたいな人はあまり居なかったですね。
周りの人は動きやすくて涼しい、汚れてもいいような私服って感じでした。
ちなみにkeenのサンダルはこんな感じ。。
スニーカーでなくとも、こういったスポーツサンダルであれば問題なかったです。
むしろ涼しくてめちゃくちゃ良かった。
ツアーの時以外でも、割とこのサンダルをずっと履いていました。
KEENのサンダルは本当に楽なので、長い時間歩く海外旅行にとってもおすすめです。
キングスキャニオンツアーの行程
ざっくりと下記のような感じになっています。
- 早朝(朝4時台~5時台):ホテル出発
- 7時半頃:朝ごはん
- 8時45分頃:キングスキャニオン着&散策スタート
- 2つのコースがあるので、分かれて散策します。
- 12時頃:休憩&お昼ご飯
- 13時半頃:出発
- 17時半頃:ホテル着
それでは詳細を見ていきましょう。
①ホテルお迎えからバス内の様子
もう本当に早朝です。外はまっくら。
ですが朝ごはんは途中で食べられるので、着替えと身支度さえしてしまえばok!
どうせ汗をかくのと、日本人少ないだろうと思いほぼすっぴんでバスに乗り込みます。
ちなみに片道4時間もあってか、バス内にお手洗いもあります。
ツアー参加は20名くらい。
日本人は私と一緒に行った友人の2人だけでした。
英語ツアーということで、バス内もなんか諸説明がありますが全部英語です。さっぱり分からなかったですが特に問題なかったです。(笑)
バス内で参加するコースを決める
また、キングスキャニオンは2コースに分かれて散策をしますが、バス内でどちらのコースにするか聞かれます。(2コースの説明は後述)
レベルが高い方のリムウォークに関しては免責書にサインが必要になりますが、免責書は日本のものもあるので読めます!安心!
バスの中でどちらのコースにするか聞かれる、というのは事前にネットで調べていたので、あー、コースの説明してるっぽい。っていうのが分かりました。
何も知らずに行くと、なに?!なんか聞かれてる?!なに?!ってなるかも。(笑)
水チェック
持ってきてと言われた量の水を持ってるかちゃんとチェックされます。
お水持ってなかった場合、途中で朝ごはんを食べるレストラン?で購入するように言われます。
ここのお水はかなり割高なので忘れずに持って行きましょう!
②朝ごはん
バス内で爆睡しているとキングスクリークステーションというところに到着。
レストラン?のような建物が1件あり、ここで朝食を取ります。
内容はめちゃくちゃメニューの少ないブッフェみたいな感じ。(笑)
パンとスクランブルエッグとベーコンをお皿に乗せて、コーヒー飲んで、、ってくらいでした。
でも物価の高いオーストラリアで、無料で朝食食べられるのは嬉しいポイントです。
眠いのもあってぱぱっと食べてバスへ。
ここから更に2時間くらい走り、到着!
③キングスキャニオン散策開始!
ついたら2つのコースに分かれて散策をはじめます。
着いたところはお手洗いがありますが、散策を始めると途中にお手洗いがないので、心配な方は必ずここで行っておきましょう。
クリークウォーク
体力があまりない方向けで、所要時間は1時間半程度。
キングスキャニオンの谷間を縫って歩くので、アップダウン少なめ。
下からキングスキャニオンを見上げることができます。
※クリークウォークには参加していないのでレポ無しです。。すみません。
リムウォーク ※私はこっちに参加
体力がある人向けのコースで、所要時間は3時間程度。
キングスキャニオンの崖をグングン登っていきます。
上からキングスキャニオンの絶景を眺めることができます。
私達が参加したリムウォークは、さ!出発しますよ~!と言われてすぐ目の前に頂上の見えない階段が。しょっぱなから心が折れそうになります(笑)
この階段は舗装もちゃんとされておらず、一段の幅もバラバラかつ大きくてとても登りづらくしんどいです。
どうやら500段あるそうで、後から聞いた話だとこの初っ端の階段が最大の難関とのこと。
その時のメンバーにもよるかもしれませんが、他の方は体力ある人ばっかりだったのか、この500段途中で休憩なしでサクサクあがっていくではありませんか!!!!!
しんどい・・死ぬ・・
デスクワークばかりで普段運動してない私には地獄の思いでした。
しかも「ここが一番しんどい場所」っていうのを知らずに登っていたので、これが3時間続くとか無理なんですけど・・・と半ば半泣きになりながら登っていました。
元々ここが最大の難所!と思って登っていればだいぶ気持ちは楽だと思います。
そんな感じで汗ダラダラで登り続け、ついに頂上!
曇ってますが、、こんな絶景が待っています!スケールがすごい。
この壁の高さを一気に登ったんだからそりゃしんどいよね・・・。
いったんここで小休憩&写真タイム。
休憩の間もガイドさんがずっとキングスキャニオンの解説してくれています。
私の英語力では一切何を喋っているのか分かりませんでした涙
ここからは崖の上をずっと歩く形になるので、最初のような激しい登りはなく、軽いアップダウンくらいです。
基本的に、のんびり歩きながら写真バシャバシャ、、というよりは、ハイペースでばーっと進んで、絶景ポイントで休憩&写真タイム、進む、といった流れでした。
欧米人の参加がほとんどだったんですが、みんな足長いからなのかな、、平らな道のところも、とにかく歩くのが早い!
平らな道のところはさすがにしんどくはなかったのですが、常に早歩き状態だったので、休憩のタイミングじゃないとやっぱり写真は撮りづらかったですね。
たぶん、メンバーによるのかなあ~。
そんなこんなでガイドさんはずっとなんか喋ってて、「ここから見えるあれが〇〇で~とか、この地層の模様が〇〇で~」的なことを恐らく喋ってるのでしょう、地面を指したり、遠くを指さしていました。分かったらもっと面白いんだろうな~~と思いつつも、立ち止まって解説がはじまったら写真撮りまくってました。(笑)
しんどいっちゃしんどいですが、ずーっとすごい景色を見て、楽しみながら歩いているので、え?!もう3時間経ったの?というくらいあっという間のツアーでした。
④お昼ごはん
ツアー終了後は、キングスキャニオンに併設?しているレストランへ。
ここは実費で好きなものを注文します。
私達はキングスキャニオンバーガーという巨大バーガーを二人でシェアして食べました。(確か25ドルくらいだった)
⑤バスでエアーズロックリゾートへ
ごはんが終わればバスでまた4時間、ホテルへ戻ります。
この間は爆睡。寝てたら一瞬でした。
キングスキャニオンツアー感想
項目別に感想を!参考になれば幸いです♪
英語が分からなくても大丈夫?
分かった方が正直楽しさ倍増かとは思います。
恐らく解説が分かれば、キングスキャニオンが出来た経緯や豆知識などもっと色々分かったでしょう。
でもツアーに参加する上で、英語が分からなくて困ったことはありませんでした。
事前に、「バス内でリムウォークかクリークウォークにするか決める&リムウォークなら免責書にサインをする」ということだけ分かっていれば、ツアー参加には問題ないでしょう!
しんどくない?リムウォークかクリークウォークどっちがいい?
クリークウォークは行ってないから分かりませんが、体力に自信があるならリムウォークがおすすめ。
クリーくウォークは1時間半程度の所要時間なので、残りは休憩時間となり、ちょっともったいない気がします。
リムウォークは、当時24歳健康体の女のわたし(なお、普段運動は一切しておらず、デスクワーク/学生時代は運動部だったので体を動かすことに抵抗はないくらい)で、最初の500段だけしんどかったくらい。
あとは別に問題なく行けました。
学生さんとか20代の方であれば、よっぽど体力ない子じゃない限りいけるんじゃないかなーという感じです。
普段全く運動していないマダム層のみなさん、ご年配のみなさんはちょっとしんどいかもしれません。
英語喋れないならなおさら。ちょっと待って、とか、きっと言いづらいとも思うので・・。
他の参加の人を見ても、若そうな人が多かったかなあ。
一人theおばちゃん!みたいな欧米の方がいて、その人は結構ぜーぜー言いながら付いてきてた感じ。参考までに。
免責書も書かされて、体力ある方向け、なんて書いてあるからちょっと心配になるけれど、富士山登山みたいに特別むちゃくちゃしんどいとかはないから安心してくださいね。
休憩無しで500段の階段を登り切れるかどうか?が目安ですね~
片道4時間もかけて行く価値あるの?
個人的には・・あります!!!
というか移動時間よく寝れたのでよかったです。
通常、エアーズロックに行く方って、1泊の人が多く、しかもサンライズツアー朝早いツアーに参加になるので、寝不足になりがちなんですよね。
このキングスキャニオンも朝は早いですが、バスに乗りさえすれば寝れるし、帰りも寝れるし、いい感じに寝不足解消できました。(笑)
キングスキャニオン自体も、なんでこんなにマイナーなの?っていうくらい壮大ですばらしい場所でした。
アクセスの悪さ、エアーズロックの知名度に負けている、英語ツアーしかない等、悪条件が重なってしまっているからかもしれませんが、観光地としてのクオリティは申し分なしです!
そもそもエアーズロックを見に来ている人は、大自然とか大きい岩とか、こういう渓谷が好きだと思うんですよね。なので、絶対に気に入ると思います!
キングスキャニオンツアーはこんな方におすすめ
- 体を動かすのが好きな方
→大半はバスですが(笑)着いたあとは車窓観光とかではなく、しっかり歩き回ります。ハイキングとかトレッキングとか好きな方は絶対いいと思います。
- 人とはちょっと違うところに行きたい方
→個人的にはキングスキャニオンめちゃくちゃおすすめなんですが、実際日本人の予約がそう多くないのも事実。
そのため、キングスキャニオンに行ったというと、ちょっとレアというか、ツウの人っぽいです!
- 大自然が好きな方
エアーズロックに来てる時点で大自然が好きな方だとは思いますが、日本では見られないようなスケールの大きい、自然が作りだした大自然。こういったものが好きな方は楽しめると思います。
また、エアーズロックってリピート率がとても少ない場所。
2回目行ってもエアーズロックを見る以外にすることがなく、お買い物も特にできずなので、残念ながらもう二度と来ない可能性が高いんです。
それならキングスキャニオンも含めて行っておいた方がいいかなあと思いました。
以上、キングスキャニオンツアーの参加レポでした。
行こうか迷っている人はぜひ行ってみてくださいね!!
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