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夫婦二人暮らし、パート主婦によるお出かけ記録

海外旅行に安く行くための3つの方法★たった3ステップで驚くほど海外旅行が安くなる!

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こんにちは、りょうです。

この記事に辿り着いたあなたは、とにかく旅行に安く行きたい人ですね。

私が旅行会社で働いていたとき、

「このお客さん、〇〇をしていたらもっと安かったのに・・。」等と思ったことが多々ありました。

 

実際お客様にアドバイスをさせていただくことも多かったのですが、それでも後を絶たない「これ、もっと安く行けたのになぁ~」っていうお客様達。

この記事では、そんな失敗をせずに、できるだけ安く海外旅行に行くコツをご紹介します。

難しいものはないので、できることから1つずつ試してみてくださいね♪

浮いたお金で旅行先のホテルのアップグレードやオプショナルツアーの追加に充てて楽しみましょう!

関連記事>>結局いつが安いの?海外旅行に安く行ける時期・高くなってしまう時期を徹底紹介!

それでは早速ご紹介です!

間際セールなんてほぼ奇跡!海外旅行はとにかく早い方が安い!

タイトルの通りですが、海外旅行は早いが勝ち!です。

「セール」と名のついた特集ページがあっても、正直それほど安くありません。

通常よりは少し安いかもしれませんが、それでも早くに予約した方がより安いことが多いです。

なぜかというと、海外の航空券の仕組みが深く関わってくるんです。

海外の航空券の料金形態ってとっても複雑で、新入社員が毎年「???」と頭を抱える部分でもあります。(笑)

少しややこしい話になるので、面倒な方は読み飛ばしてください(笑)↓

航空券の仕組み~これが分かれば安くなる理由も分かる!~

たとえばですが、日本→韓国の航空券を見てみましょう。

下記のようなスペックの飛行機のチケットがあるととします。

例)<〇〇航空 日本→韓国直行便>

エコノミー100席、ビジネス50席の全150席

多くの方は、エコノミーは1万円、ビジネスは5万円、という風な料金形態だと思うかもしれません。

しかし、実はエコノミーやビジネスの中でも、その中で更に料金差があるんです。

 

これもたとえばですが、こんな感じ。

エコノミーA席50席:10000円

エコノミーB席30席:20000円

エコノミーC席10席:30000円

エコノミーD席6席:40000円

エコノミーE席4席:50000円

--------------------------------------

エコノミー合計100席

 

ビジネスA席40席:50000円

ビジネスB席6席:60000円

ビジネスC席4席:70000円

------------------------------------

ビジネス合計50席

 

料金差の分何が違うの?と思うかもしれませんが、何も違いません。

全く同じエコノミーの席で、料金だけが異なります。

となると、エコノミーの場合、1番安いエコノミーA席から売れていきますよね。

A席が売れて席数が減っていくと次は2万円のB席が売れていきます。

このように、飛行機の席は、席数が埋まっていけばいくほど高くなっていきます。

 

今回は例ですが、こんな風に料金帯が大体20以上分かれています。

ちなみにこれ「何円の席が何席残っているのか/一番安いチケットと高いチケットの差額はいくらなのか」等の詳細は一般の人には分かりません。

 

そのため、実際に早めに航空券を購入したり、旅行を申し込んだりした場合でも、安いなぁという実感はないかもしれません。

しかし旅行の1~2か月前に同じチケットを改めて探してみると、ほとんどの場合が、自分が買ったときより高くなっているはずです。数万円くらい高くなっているなんてザラ!

豆知識:旅行会社で〇〇円アップならご用意できますが・・と言われたら?

合わせて豆知識として解説させてください。

これまで旅行会社にツアーの空席を確認したところ、「満席ですが、〇〇円アップならご用意できます」みたいなこと、言われたことありませんか?

私もお客様に対して何度も言ったことがありますし、大手さんよりも中堅の旅行会社さんに問い合わせることが多い方は、これを言われたことがあるかもしれません。

お客様の立場だったら「は?おとり広告ですか?ツアー内容一緒なのに金額上がるってどういうこと?」となるでしょう。

気持ちは分かります。めちゃくちゃ分かります!

でもそうじゃないんです。

これ、さっきの航空券の仕組みの解説が理解できていれば分かるのです。

たとえば問合せをしたツアーが下記だとします。

<2泊3日 5万円の韓国ツアー>

■ツアー金額の内訳(原価)■

航空券・・2万円

ホテル・・1万円

送迎等・・1万円

-------------------------

原価合計・・・4万円

販売価格・・5万円(利益1万円)

そしてこの原価として使っている航空券の詳細は下記だったとします。

エコノミーA席50席:10000円

エコノミーB席30席:20000円

エコノミーC席10席:30000円

エコノミーD席6席:40000円

エコノミーE席4席:50000円

--------------------------------------

エコノミー合計100席

このツアー、旅行会社としては、エコノミーAまたはB席で販売するつもりで造られています。

エコノミーA席とエコノミーB席がなくなれば、ツアーとしては完売です。満席です。

しかし実際のところは、まだエコノミーC,D,E席が空いています。

 

そのため、もしどうしても行きたい!というお客様には「実は飛行機自体には空席があって・・チケットを別で用意ですれば1万円追加になりますが、お手配はできます」と案内することになるのです。

 

これをどう受け止めるかはお客様にとって本当に千差万別でした。

「完売しているにも関わらず、何とかチケットを探してくれてありがとう!」

「掲載されている値段で行けないなんて詐欺!おとり広告!」

どちらとも取れますし、本当にどちらの気持ちも分かります。

 

そして、旅行会社側の立場で言わせてもらうと、この料金アップを提案してくる人は、「お客様のために何とか探してあげたい!」という気持ちの人がほとんどだと思います。

 

店頭にいるスタッフや電話対応をしているスタッフとしては、「空いてないです」で断ってしまった方が楽に決まっています。料金アップを提案したことによって、クレームになるケースもあるので、正直面倒なんです。

 

それにも関わらず提案するのはやっぱり「お客様に旅行に行ってほしいから」。

料金アップを案内しても行くかどうか決めるのはお客様。高くなってもどうしても行きたいお客様がいるのも事実。それなのに、追加代金を払えば行けるのに、提案しないのは逆に不親切です。

 

と・・・長くなってしまいましたが、旅行会社から「料金アップなら行けます」と言われた際は怒らず聞いてあげてください(笑)

そして、「料金アップなら行けます」と言われた時は、少なくともかなり混んできていて、他社でも取れない場合が高いです。仮押さえができるなら仮押さえをしてもらった上で、他に安いところがないか探してみるのも手ですよ!

 

話を戻します・・・すみません脱線しました。

 

結論、旅行の日程が決まればとにかくすぐに予約しましょう。

なんなら決まっていなくてもとりあえず予約し、その日程に合わせて休みを取りましょう。

 

旅行代理店に頼む場合、よっぽど出発間際の予約でない限り、予約金の支払いは予約後1週間程度と少し猶予があります。

また、キャンセルした場合、出発1か月前程度なら予約金が返ってくる場合がほとんどです。

※念のため仮押さえする際はキャンセル期限など必ず確認しましょう!!

 

とにかく早く。暫定でもいいのでどこか予約するのがポイントです。

とにかく比較!時間があるなら何社かに見積を取ろう!

旅行代金は旅行会社によって大きく値段が異なります。

可能であれば何社かに見積を取りましょう。

 

ちなみになぜ旅行会社毎に料金が違うのか?というところですが、シンプルに下記2つです。

家電量販店などであれば、皆さん他社比較もするし、安いお店を見つければラッキー、で済むのに、なんで旅行会社になったら安いお店=怪しいになってしまうのか、、。

商品が目に見えないから怪しく感じてしまうのかなぁ。

 

旅行会社も家電量販店と同じ。

仕入れ価格や、そのお店の利益率が違うだけで、安い=怪しいと決めつけない方がいいです。

 

また安い旅行会社の特徴として下記が挙げられます。

  • 店舗がない(メールや電話でしか問い合わせができない)
  • 郵送物がなく、必要書面は全てメール添付ファイルでの案内

これは人件費、郵送物の費用、紙などの備品の費用を削っている分、低利益でお客さんに旅行商品を提供できるようにとしている企業努力なんです。

 

でも店舗がないとなると余計に怪しく感じてしまいますよね・・(笑)

どうしても心配な方は、ある程度名前の知ってる旅行会社の中だけで見積を取るといいでしょう。

 

なお、見積りを取ってもらうときは比較しやすいよう、できるだけ全く同じ内容で見積をしてもらってくださいね。

 

また、何社も比較するのはめんどくさい、そんな方にはこちらのタウンライフ旅さがしという一括見積サイトがおすすめです。

希望の内容を入力して、問合せをしたい旅行会社を選ぶと、一斉に各社へ問合せができます。

電話連絡ではなくメールで返事希望をすることもできるので、ぱぱっと見積を送ってもらって、比較してみましょう。

また、引っ越しの一括見積の経験がある人は「色んな会社から電話がかかりまくるんじゃないか」という心配になるかもしれませんが、そんなことはないので安心を。

メール希望でも電話がくる場合も稀にありますが、ガチで残り1席の時とかですね。(笑)

 

ちなみに旅行会社によってはメールの文面もいろいろ!

親しみやすいフランクなメールの人から、ガチガチのビジネスメール風の人など、自分に合った担当者のタイプで決めるのもいいかもしれませんね。

>>タウンライフ旅さがしで比較してみる!

実は旅行会社も値切り可能!

2で複数店舗から見積もりを取っている場合は特に、値切れる可能性アップです!

私が居た旅行会社でも値切ってくるお客様が結構いらっしゃいました。

ただし何も条件なく、安くしてほしいという方はお断りしていました。

ちなみに私が値引対応していたのは下記です。

  • 同じ/ほぼ似た条件のツアーで他社の方が安い場合
  • 5万円のAツアーと7万円のBツアーで迷ってて、あと3000円安くなったらBツアーにするのに・・といったような場合
  • 上から目線の、値引してくれたら行ってやってもいいけど?みたいな人以外(笑)

もちろん全ての旅行会社が値引対応しているとは限りませんが、安くならないか一度聞いてみましょう。

特に、他社の安い見積を持っている場合は、値下げしてくれる可能性が高いです!

 

そして値切るポイントとしては、強気に出ないこと、値切ってもらったら全力でお礼をいう&喜ぶこと!!(笑)

家電量販店ならスタッフも、基本は売ったら終わりだと思うので、「値切れや!」とオラオラ来るクレーマー気質なお客様はサッサと出来るだけ値下げして、お帰り頂く方が、イチ販売スタッフとしては楽なのです。

 

ですが旅行会社のスタッフとしては、値下げして契約されたら「そこから出発までお客様とのお付き合い」がはじまります。

旅行会社員も人ですから、そんなお客様と出発までやりとりをすることを考えると気が重いんです。

値下げしてあげても「こっちは行ってやるんだから、当たり前だろ?こんだけしか値下げできないの?」っていうお客様は大体契約後クレームを言ってきたり、無茶な要望を言ってきたり、1時間以内にメール返信をしないとキレられたり、とロクなことがありません。(経験談

そのため、態度が悪いor上から目線で値切るor値下げしてもお礼も言わないような人には、「これ以上は下げられません」とキッパリお断りしていました。

 

逆に端数の500円くらいだけ引いてあげた学生さんが、「やったー!これでランチ1回分浮いた!ありがとうございます!」って喜んでくれた子には、何この子かわいい・・・!他のオプショナルツアーも端数くらいなら値引いてあげる・・!という気持ちになっていました。

 

なので、旅行会社に相談に行くときは、愛想よくしてるといいことある・・かも?です

番外編:GWや年末年始は、出発1週間~2週間前に激安ツアーが出るかも?!

とにかく早く予約すること!!と書いた上でこれを書くのはどうかと思ったのですが、、大型連休時に限っては、超間際で激安ツアーが販売されることがあります。

 

これはどういうことかというと、通常は安くする方法①でご説明した通り、早い方が安い航空券を手に入れることができ、安くなるのが一般的です。

 

しかし大型連休時期に限っては、旅行会社が大量に先に買い取っている席が多くあります。たとえば「韓国行き直行便50席」等。

そしてこれは買い取ってしまっているので、旅行会社としては何としても売り切らなければなりません。

 

そのため、出発ギリギリになっても売れ残ってしまった席を売り出すべく、赤字でツアーを掲載することがあります。

しかしながらこれにはデメリットもあります。

  • 大型連休以外は狙いにくい。

大型連休以外は、旅行会社もそれほど多くの席を買い取ることがありません。

あるとすれば年末年始、ゴールデンウィーク、お盆。

3連休程度では、旅行会社も席を多く買い取らないため売れ残りが発生することもほぼありません。

  • 数か国周遊や、マイナーな場所のセールが出ることは基本ない。

多くの人が行くであろう旅行先の航空券を買い取っているため、マイナーな場所や、ヨーロッパ周遊で何回も飛行機に乗るような行程のツアーなど、アレンジが効いたものは滅多に出ません。

  • 行きたいところに行けるとは限らない

大型連休の1週間~2週間前。売れ残りとはいえ、残っているだけでも超ラッキーなんです。

私が居た旅行会社では、大型連休の1~2週間くらい前だと、1、2か国くらいは売れ残りがありましたが、その程度。

日程も「5月1日から5日間」という風にピンポイントで決まっており、「5月2日から4日間で行きたいんだけど・・・」というような要望は応えられない場合がほとんどです。

そのため、予算〇〇以内で~、街歩きが出来て~、直行便が良くて~、とか条件なんて言ってられません。

空いてたところに行く。そんな感じになります。

  • 安いとはいっても時期が時期なので高い

激安ツアーが出るとは言っていますが、あくまでも大型連休にしては激安ということ。

普通のド平日の安い日と比べると高いです。

なので、平日に旅行出来る方は絶対平日に行ったほうがいいです。

  • 最悪の場合、どこにも行けない

大型連休の1週間~2週間前から動き出すわけで。

売れ残りが全くなかった場合/あったけど日程が合わない、予算が合わない、そんな場合。

それから探しまくったところで、空いている所を探すのは至難の業でしょう。

キャンセル待ちも期待ゼロレベルです。

 

なので、この大型連休のセールを狙うのにおすすめの人は

  • どこに行っても楽しめる!2回目のところでもオッケー!
  • 大型連休内であれば日程どこでもオッケー!
  • 最悪どこも行けなくなってもオッケー!その時は家でのんびり★

こんな方向けです!あくまでも、「行けたらラッキー」のスタンスで!

海外旅行を安くする技は誰でもできるので、1つずつ試していこう!

  • 早く申し込む
  • 他社比較する
  • 値切る
  • イチかバチかの大型連休セールにかける

たったこれだけ♪

出発ギリギリに他社比較をせず、値切らず慌てて申し込むのと比べると、数万円の差は出ます!

 

他社比較は手間もかかってしまうかもしれませんが、安くなった分だけ現地でのお小遣いを増やす・・という風に自分なりのルールを決めれば、やる気が出るかもしれませんね。

 

みなさんが少しでもお得に旅行に行けますように!