元旅行会社員 りょうの旅日記

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旅行業界の専門用語、いくつ分かる?タリフ・シーズナリティ・ストップオーバー・オンデイを実例付きで解説!

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みなさんこんにちは!元旅行会社員のりょうです♪

旅行業界にはとってもたくさん専門用語があるのはご存知でしょうか?

 

今回の記事ではそんな旅行業界の専門用語の一部をご紹介します!!

旅行業界の専門用語を使った会話例~いくつ分かる?

下記は旅行業界では日常的に交わされる会話です。

Aちゃん:B先輩!見積もりコレで合ってるか見てください!

 

B先輩:・・・全然違うよー!ちゃんとタリフ見た?シーズナリティ確認した?ショルダーの時期だからもっと安いよ!あとストップオーバーフィーも抜けてるし、週末オンデイの料金も忘れてる。ちゃんと確認してね。

 

Aちゃん:あぁ、、本当だすみません。あと、SQ1UPエア取っても大丈夫ですよね?

 

B先輩:うん、それは合ってるよ。2UPからなのはTGだね。

はいっ! 分かりましたでしょうか?

 

・・

 

・・・

 

分からんわ!!

ですよね。すみません。(分かった方はきっと業界人!!)

 

それでは、1つずつ解説したいと思います!

旅行業界用語①タリフ

毎日のように使う単語で、「料金表」「運賃表」等の意味です。

航空会社やホテルから旅行代理店向けに渡す料金表で、一般の方がホテルの公式HPなどで見られる料金表とは違い、もっと詳細な料金適用ルール等が書かれています。

 

特に航空会社のタリフは、一般の人が見たら何が書いてあるか全く意味が分からないものばかり。タリフには決められた書式がないので、航空会社によっては、旅行業界に勤めている人でも解読できない部分もチラホラあります。 例文)「〇〇航空のタリフ意味不明すぎて分からん」

 

旅行業界用語②シーズナリティ

シーズナリティ(seasonality)とは、シーズンごとの料金の違いを表すもの。

ピークシーズン、ショルダーシーズン、オフシーズンの3つに分かれています。

ピークは繁忙期、オフは閑散期、ショルダーはその間の時期。

 

各ホテルや航空会社は常に一定の料金で販売されているわけではなく、シーズンによって料金を前後させています。

 

ホテルや航空会社からタリフをもらうのですが、その料金表にシーズナリティが記載されています。「〇月から〇月はピークシーズンの料金ですよ」といった風に。

これを見落とすと、本当はピークシーズンで高い料金のはずなのに、間違ってオフシーズンの料金で見積をしてしまい、大赤字になってしまう・・なんてことも。

 

旅行業界用語③ストップオーバーフィー

これは「ストップオーバー(stopover)」と「フィー(fee)」、2つの単語がくっついています。

「ストップオーバー」とは飛行機の途中降機のこと。

これは乗り継ぎがある飛行機で、24時間以上、乗り継ぎ地に滞在することを言います。

普通の乗り継ぎで24時間以上になることはまずないので、その場合はストップオーバーにはなりません。

 

じゃあどういう時にストップオーバーするの?というと、2か国周遊する時などですね。たとえばドバイ乗り継ぎでパリに行く場合。ドバイもちょっとだけ観光したいから1泊する!という場合はドバイでストップオーバーをする必要があります。

そして航空券によっては、ストップオーバーをするなら追加5000円という風に追加代金がかかる場合があります。

 

「フィー」とはFeeの和訳そのまま、「費用」という意味。

 

というわけで「ストップオーバーフィー」とは、途中降機をする際にかかる追加費用のこと!

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※ちなみに入国せずに空港で24時間以上滞在の場合もストップオーバー扱いになるので注意!

 

旅行業界用語④週末オンデイ

「オンデイ(on day)」とは「特定日」の意味。

航空会社やホテルからタリフ(料金表)をもらいますが、それに書いています。

シーズナリティのところで、繁忙期、閑散期等で料金が変わることを解説しましたが、それプラス、ピンポイントで混み合う日などがオンデイとして指定されます。(3連休初日とか)

 

タリフには「オンデイは追加5000円」という風に書いているので、オンデイの日に当たると、追加代金がかかります。

航空会社やホテルによってオンデイの設定日が異なり、シーズナリティに関わらず週末はオンデイに設定している場合もあります。それが週末オンデイです。

例文)週末オンデイで1万追加になるの見落としてた・・見積もり間違えた・・。

 

旅行業界用語⑤SQ、TG

これは航空会社のツーレターです。航空会社は略してアルファベット2文字で表されます。

SQ=シンガポール航空、TG=タイ国際航空 です。

海外旅行を取り扱っている旅行会社であれば、入社時にまず各航空会社のツーレターを覚えさせられることが多いでしょう。

 

旅行業界用語⑥1UP、2UP

この文字を見たらマリオを思い浮かべてしまうのは私だけ?(笑)

1UP(ワンナップ)、2UP(ツーナップ)ですが、1UPは1名から~、2UPは2名から~の意味があります。

 

航空券によっては2名からじゃないと予約できないものがたまにあります。

そういった場合「この航空券は1UP使えないよ~」という会話が聞こえてきます。

 

旅行業界用語⑦エア

エア=飛行機のことです。

エア取った?は飛行機予約した?

エア空いてない・・。は飛行機が満席で取れない・・・。 といった感じです!!

 

 

さいごに:もう一度最初の会話を見てみよう!!

 

Aちゃん:B先輩!見積もりコレで合ってるか見てください!

 

B先輩:・・・全然違うよー!ちゃんとタリフ見た?シーズナリティ確認した?ショルダーの時期だからもっと安いよ!あとストップオーバーフィーも抜けてるし、週末オンデイの料金も忘れてる。ちゃんと確認してね。

 

Aちゃん:あぁ、、本当だすみません。あと、SQ1UPエア取っても大丈夫ですよね?

 

B先輩:うん、それは合ってるよ。2UPからなのはTGだね。

 

もう分かりますよね!!

 

A子ちゃんの見積もりは「料金表」をちゃんと見ておらず、「シーズンごとの料金」を見てなかったため、「閑散期」で安いのにも関わらず高い料金で見積もっていた。さらに「途中降機にかかる追加費用」と「特定日にかかる追加費用」の料金を見積もりにいれていませんでした。

 

ぽんこつAちゃんですね・・・(^^;)と思いますが、新人ちゃんに見積をさせたらこれくらい頻繁に見落とします(笑)それくらいタリフを読み解くのは難しい!!

 

以上!旅行業界の専門用語についてでした♡

またネタがあれば第2弾も書きたいと思います!