元旅行会社員 りょうの旅日記

元旅行会社員による旅ブログ。旅行に行く人の参考になれば嬉しいです。

旅行会社の社員割引ってどれくらい?4年間勤めた会社での海外旅行の社員割引方法5つ!

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元旅行会社員のりょうです。

旅行会社といえばやっぱり、旅行が好きで入社をしたい!と思う方も多いはず。

 

そうなってくると気になるのはアレ。

安く旅行に行けるの?

という疑問。

 

旅行会社によっても異なるかもしれませんが、私が居た会社では安くなるときと、そうでないときがありました。

実際にどれくらい割引があったのか、実例の1つとして記載します。

 

 

私が勤めていた旅行会社

私はいわゆる旅行代理店に勤めていました。

カウンターでお客さんの相談にのったり、手配したり、時には旅行商品を作ったり。

会社の規模でいうと中小くらいってところです。

 

旅行会社の社員割引について

元々勤めていた会社では、いわゆる「ツアー代金から●●円引き」、「ツアー代金の●●%オフ」というような決まりはありません。

そのため、行先や時期によっては大して安くならない場合もありました。

私が実際に安く旅行に行っていた方法は下記です。

 

1.利益を削る

私が居た会社の社員は、販売しているツアーの原価、利益率が分かっています。

恐らく旅行会社によっては、店頭でパンフレット商品を販売しているだけの店員さんは、各商品の原価などは分からないかと思います。

でも私が居た会社では原価の料金表(タリフ)などもあり、スタッフ全員がツアーの利益率が分かっていました。

 

そこで、ツアーの内容そのままで旅行に行く場合は、単純にこの利益を原価ギリギリまで下げて安くしていました。

 

元居た会社は、赤字にならなければokくらい(一応、最低利益●%は残してねという指標はあった)だったので、もともと利益率が高い旅行商品についてはかなり安く行けました。

 

逆に普段から超薄利な旅行商品については、全く値引けないこともありました。

 

2.自分でオリジナルのプランを作る

旅行商品の内容そのままで旅行をしない場合、自分で行程を組んで、飛行機とホテルを手配します。

これも原価が分かっているので見積をし、最低限の利益だけをのっけて支払っていました。

ほぼ①の利益を削ると同じことしてますね。

 

3.直接手配先におねだりする

旅行会社に勤めていると、航空会社の営業さんやホテルの営業さんと仲良くなることがあります。

そこで、「今度●●に行こうかな~と思ってるんですよ~!」なんて話したら、個人的にかなり割引してくれたり、ホテルなんかに至っては1,2泊分程度ならタダにしてくれるところもありました。

 

ホテルや航空会社側としては、実際に旅行会社員に使ってもらうのが宣伝にもなりますからね。

実際、私もそれで泊まったホテル等は「自分も泊まったことがあって・・」と、お客様におすすめしやすくなりました。

 

ただしこの方法だと、割り引いてくれたのにやっぱり行かないとか、泊まったホテルで粗相をしたりだとか、何かあると航空会社さんやホテルさんとの関係値が悪くなってしまう場合も。

 

特にホテルなんかは、営業さんがホテルの人に「あの人は●●旅行社の人だから」と伝えてくれているケースがほとんどで、ホテルに着くと歓迎され、名刺交換をし、ちょっとサービスをしてくれたりするんですが、それが逆にプレッシャーになることも・・・。

あんまり部屋汚くできないなあとか(普段からそんなグチャグチャにはしませんが)、仮にホテルでなんか嫌なことがあっても言いづらいなあとか、プライベートの旅行なのに、ちょっと仕事感も抜けないため、この方法は使わない人も結構居ていました。

 

4.航空会社やホテルが旅行会社向けに出しているキャンペーンを使う

不定期で航空会社やホテルが、旅行会社向けに安く航空券やホテルを売ってくれます。

参加は旅行会社社員とその家族だけ、と制限がある場合も多く、期間も1か月程度のものが多いため、予定がなかなか合わず滅多に使えません。

 

これも③と似ていますね。

ホテルや航空会社からすると、少し割引をして行ってくれるなら、いい宣伝になります。

 

5.帰国後webページを作成する

これが一番社員割引らしい割引かもしれません。

旅行に行く前に事前に申請が必要だったんですが、「宿泊予定の●●ホテルについて書きます」、「●●のオプショナルツアーの体験レポ書きます」などなど、申請が通れば、あとは帰国後にその記事を書くだけ。

自社HPのホテルページやオプションページに、その体験記等のリンクが貼られるようになります。

 

よっぽど既出した内容や超定番ホテルレポなどは却下されることもありますが、旅行会社社員で旅慣れていることもあってか、ド定番に行くことは皆滅多になく(笑)却下されることはものすごく稀でした。

 

これを書くと行先にもよりますが1万~2万ほど、次の給料と一緒に振り込まれました。

 

社員割引が使えないケースもある

 

ここまでは社員割引の方法を記載しましたが、使えないケースもよくあります。

 

  • 行きたいと思った旅行先が、自分が勤めていた旅行会社ではほとんど使わない航空会社やホテルを使う所だった場合、仲の良い営業さんとかを知らないので、割り引いてもらうことができない。
  • そもそも利益率がめちゃくちゃ低いツアーは割引けない。

 

こんな感じです。

社員によっては、「安くなるところから旅行先を選ぶ派」と「行きたいところを探して、安くなったらラッキー派」と分かれていました。

そのため、人によっては、しっかり恩恵を受けて安く行っている場合もありますし、ほとんど割引なしで行っている人も。

 

また、1~2年目に関しては、利益を削るくらいはできますが、まだ仲の良い営業さんとかも居ないので、直接ホテルや航空会社に割引してもらうのは難しかったです。

 

番外編:研修旅行でタダで行けるときもある

これは完全に仕事で行くケース。

航空会社や政府観光局らが主催、各旅行会社社員を招待し、研修旅行として様々な観光地を巡る旅行です。

 

各社1人ずつということが多く、大体5人~大きい規模のものだと100人くらいで行く研修旅行。

費用は主催者側持ちなので、旅行会社側はタダで行くことができます。

食事も全食事付いている場合がほとんど。

 

ただしもちろん行程はしっかり決まっているし、各観光地の営業さんやホテルの偉いさんと名刺交換、ご挨拶、食事など仕事モードではあります。

でもそれを除けば、観光地巡り、オプショナルツアー参加、美味しいごはん(招待旅行になるので、ご飯も高いところや人気の所がほとんど)が楽しめます。

 

私は2回ほどこの研修旅行に参加しました。

自社からは1人で行くので、初対面で年齢の違う人たちと1週間程度の旅行になります。

最初はそれが心配だったのですが、行ってみるととても仲良くなれて。

2回とも7人程度のグループだったのですが、どちらも私が一番年下(24歳の時と26歳の時)で、次が30代、あとは40代~50代の方で、とても可愛がってもらえました。

 

個人的に思うところが、旅行業界って、業界の人同士仲がいいと思うんですよね。

もちろんライバルでもあるんですが、皆でこの観光地を盛り上げて行きましょう!っていう感じ。そしてお互いの激務をねぎらう。(笑)

なので同じ業界で色んな会社、年齢の人と話せるのが楽しかったです。

 

たった1週間程度の旅行ですが、ここで知り合った他社さんの人たちとは帰国後も皆で食事に行ったりと、その後も仲良くやっています。

 

話が少しそれてしまいましたが、、研修旅行と言ってもとても楽しくタダで旅行することができました。

 

なんだかんだ言ってちょっとは安く旅行が出来る

時と場合によって割引ができるとき、できないときはありますが、なんだかんだ皆上手に安く旅行に行っていました。

 

やっぱり皆プロなので値ごろ感も分かっていますし、「この時期この値段だったら高いからやめよう」「この値段だったら安い」っていう判断が出来るので、旅行した後に「うわーもっと安いのあった!!」ってなることがなかったです。

皆ちゃんと、その時の底値で旅行に行っている印象でした。

あと高い割に微妙なホテルとか、安いのにコスパ最強のいいホテルとかの情報にも詳しいので、外れホテルを引くこととかもなかったかも。

 

 

各旅行会社によって割引率も違いますし、実際研修旅行でお会いした他社の方で、ほとんど社員割引的なものはないという方も居ました。

ですが、旅行会社に就職というと激務、サービス残業などと言った悪い印象の言葉が出ることが多いですが、こういったいい面もあるんだよ!!ということも知ってもらいたく。

 

 

確かに激務でしたがなんだかんだしっかり恩恵は受けていたと思います♪

 

 

以上、旅行会社の実例でした!!